
熱気溢れる8月お盆、徳島の阿波おどりへいってきました。今回は総勢12名で徳島出身Yさまの実家に泊めていただくという合宿さながらの賑やか珍道中。街中が踊りまくるハイテンションな日本最大級の祭りに突撃します。阿波おどり開始寸前のワクワク感漂う徳島駅前のようすと濃厚醤油とんこつ徳島ラーメン、演舞場でのハイレベルダンス見物からのにわか連飛び入り参加まで、テンション高めにまるっと記録しました。本場の空気は熱かった! 同じ阿呆なら踊らにゃソンソン!ヤットサー、ヤットヤットォ!!
徳島阿波おどり飛び入り参戦!街中が踊りまくるお盆の徳島にいってきた 目次とアクセス
徳島駅から徒歩で徳島ラーメンを食べにいき、藍場浜演舞場へ。おどり見物ののち、にわか連で阿波おどりに飛び入り参加するべく元町おどり広場へ。そこから少し離れた演舞場で踊り狂い、再び徳島駅へ戻ります。
1. 祭り前哨戦!ラーメン東大 大道本店で徳島ラーメンを食す
鳴門海峡でうず潮を見てから、車で徳島駅に到着。いよいよ祭りの始まりが近づいてきましたよ!
が、この時点で天気は雨。なんということでしょう。
徳島駅前の郵便ポストの上では天候に関わらず一年中阿波おどりが開催されている模様。さすが本場。
生卵をおとしていただく東大大道本店の徳島ラーメン
雨だからってぐずぐずしててもしょうがない、ということでもともと予定していた徳島ラーメンのお店「ラーメン東大 大道本店」へいきました。お昼どきどころかおやつどきも過ぎたくらいの時間帯だったのに混んでたよ。並んで入ったよ。
徳島ラーメンはちょっと甘めのとんこつ醤油スープ。生卵をお好みで入れていただきます。
具は豚バラ肉、ねぎ、もやしなどなど。独特のこってり感で美味しかった!祭りの前の腹ごしらえに最適ですな!
そしてラーメンを食す間、降雨量も最高潮に。
東南アジアのスコールさながらの豪雨に、阿波おどりは果たして開催されるのか…という一抹の不安がよぎります。
ラーメン東大 大道本店
- 住所
- 徳島県徳島市大道1-36
- TEL
- 088-655-3775
- URL
- http://ramen-todai.com/
生卵食べられる方は迷わず投入するのがわたしはオススメです。徳島にいったらぜひ!
徳島阿波おどり飛び入り参戦!街中が踊りまくるお盆の徳島にいってきた 目次とアクセスへ
2. 祭りムード高まる阿波おどり開始直前の徳島駅前
突然の豪雨で急に空車が見当たらなくなったタクシーをやっとこさつかまえ、徳島駅へ。歩ける距離ですが土砂降りなので車で向かいます。
駅につくと、雨は止んではいないもののやや小降りになってました。
徳島駅には自転車道路ならぬAWAODORI道路が。踊らなくても通れます。
雨を避けアーケード下で本番直前練習する連がたくさん。
みんな好天になることを信じているこの心強さ。わくわく!
練習する人々を眺めつつ、今回我々が阿波おどりを見物する場所、藍場浜演舞場へてくてく歩いてゆきます。
徳島阿波おどり飛び入り参戦!街中が踊りまくるお盆の徳島にいってきた 目次とアクセスへ
阿波おどり観覧のコツと藍場浜演舞場のようす
これが演舞場の踊り入口。
この入口から連が入ってきて、踊り歩くらしい。
阿波おどりは無料で観覧できる演舞場もあるのですが、今回は徳島っ子Yさまが東京から押し寄せた友人たちのために、わざわざ有料演舞場の観覧チケットをあらかじめ購入しておいてくれました。ありがたや!
チケットはネット販売とかコンビニでも売ってたりするそうです。指定席と自由席があって、今回はひとり800円の自由席。指定席は大人気でけっこうすぐ売れちゃうとのことなので狙ってる方は注意が必要です。
演舞場の裏側で開場まで待ちます。
開場して観覧席に上がるとこんなかんじ。このあたりが自由席。開場と同時に席を確保ー!
踊り見物に一切の妥協を許さないという場合は指定席がおすすめみたいですが、わたしは自由席でもじゅうぶん楽しめたよ!阿波おどり自体は文字通り街中で踊っているので、有料席を買わずにぶらぶらしながら見物するというのもかなりアリです。
徳島阿波おどり飛び入り参戦!街中が踊りまくるお盆の徳島にいってきた 目次とアクセスへ
大判焼きを求めて祭り直前の徳島駅前をうろうろする
駅から演舞場までの間にあった大判焼き屋さんが気になっていたので、開演までのあいだに一旦外へ。
演舞場の外は屋台が並んでいよいよお祭り騒ぎ!わくわく。
老若男女みんなが祭りの始まりを楽しんでるようすに、こっちのテンションもぐぐっと上がってくる!
こちらはお囃子の練習。少年たちもかっこいい!
うろうろきょろきょろしながら、やっと念願の大判焼きを入手!ウマー。(大判焼き屋さん情報はこちら)
徳島阿波おどり飛び入り参戦!街中が踊りまくるお盆の徳島にいってきた 目次とアクセスへ
3. ついに開始!本場の徳島阿波おどり!
のんびり大判焼きを買っていたせいで、藍場浜演舞場まで戻る頃にはもうはじまってました。ずんずんわんさか次々に踊りこんでくるよ!
この直前にKONISHIKI (小錦)とか出てたらしい。コニちゃんの生ダンスみたかった…!大判焼き買ってる場合じゃなかったか!でも美味しかったからまぁいいや。
演舞場ダンサーホソミセレクション
次から次へとステキな連がたくさん踊り込んできて、載せきれないのが残念なくらい!いくつかピックア―ップ!
えびす連のえびすさま
さっそくこの日一番目に焼き付いたホソミ的グランプリ。
恵比寿様の如きほほ笑みで最高に輝いていたこの方!素敵です!
ちびっこ連
無条件で可愛いちびっこ連。
このほかにも、大人の前に子供が踊る連がいくつかありました。ちびっこはそれだけで可愛いなぁ。
キグルミも阿波踊るお盆の徳島
企業系の連ではマスコットが踊っていることも。
今度はうさぎが踊りにきた…と思ったら、
明治安田生命の看板におんなじ子発見!
こちらはダイドーの連。
自動販売機も阿波おどりを踊る、それが徳島なのだ。
真夏の熱帯夜にキグルミで踊ったら一気に痩せそうだなー。がんばれキグルミ!
クールでアツいお囃子部隊
阿波おどり、踊り手だけじゃなくてお囃子もカッコよいのです。
こちらも目立ちまくってた赤リーゼントの太鼓お兄さん。
素晴らしいリズム感で観客を沸かせてました。かっこよかったよー!
おしゃれ衣装の水玉連
衣装が可愛かったのはこの水玉連。
女衆は赤地に水玉。ちらりと見える水色もおしゃれ。
男衆の衣装も可愛い!なんで水玉ってこんなに心くすぐるのだろか。
徳島阿波おどり飛び入り参戦!街中が踊りまくるお盆の徳島にいってきた 目次とアクセスへ
第一部が終わって演舞場脱出。夜店と提灯を通り抜ける
さて、第一部の時間帯が終わって、演舞場を脱出します(チケットは第一部のみ)。
人がたくさんで演舞場脱出も一苦労。
すっかり暗くなって街は夜のお祭りムードむんむんです。
徳島阿波おどり飛び入り参戦!街中が踊りまくるお盆の徳島にいってきた 目次とアクセスへ
4. 徳島阿波おどりに飛び入り参加!にわか連で踊ってみた
素敵に踊りまくる人たちを見てすっかり踊る気まんまんになった我々は「にわか連」に参加することにしました。徳島阿波おどりでは急に踊りたくなった見物客のために、「にわか連」なるステキな連が結成されるのですよ!
にわか連とはなんぞや
「にわか連」とは、簡単な練習から演舞場で踊るまでをまるっと面倒見てくれて、初心者も安心して飛び入りできる、しかも無料!という徳島観光協会の素晴らしい企画です。(詳しくはこちら)
町中でビラを配っていたり、インターネットでも情報発信しているので参加希望者は適宜情報を入手すべし!
にわか連集合!そしてにわか練習
インターネットで入手した情報をもとに、20:30 に「元町おどり広場」へぞろぞろと向かった我々12名の集団。
町中至る所で踊りまくっているし、大きな目印もなく、ここで良いのか…?と思っていると、何やら舞台上ににわか連を仕切ってくれる人々が。
スタッフ 「ヤットサー!」
参加者 「「ヤットヤットォ!!」」
掛け声から踊りの練習まで、ものすごい勢いで盛り上げてくれます。ここでなんとなくにわか連の規模がわかってくる。予想以上に大人数。何人ぐらいいるんだろ。300人以上はいそうです。みんなで大声出すの、楽しい。
ひと目でそれとわかるにわか連スタッフさん。舞台上だけでなく、まわりにもたくさんいました。
掛け声練習につづき、舞台上のスタッフさんや有名連の人を見つつ踊りの練習。我々一行には元阿波おどり部員や生粋の徳島人もおりますので、舞台を見てついていけなかった部分は彼らからも教わるという親切な授業スタイル。
元阿波おどり部P子。男踊りが得意です。
徳島人Yさま。足の動きをレクチャー中。男踊りは腰の落とし方が素人には結構むずかしい…。
ひととおり練習が終わり。にわか連、いざ出陣じゃーっ!
徳島阿波おどり飛び入り参戦!街中が踊りまくるお盆の徳島にいってきた 目次とアクセスへ
いざ!演舞場へ躍り出るにわか連
はじめに集合してにわか練習した広場から、少し歩いたところにある演舞場へずらずら列をなして移動します。
にわか連大移動。
演舞場に到着。ついに踊り出るにわか連!(すごい人の数)
スタッフ 「踊りは!?」
参加者 「「にわかだー!」」
「ヤットサー!」
「「ヤットヤットォ!!」」
踊ってる写真がほとんど無いあたり、素人が必死で踊っていたのだなぁとおもっていただければ幸いでございます。
100メートルほどの演舞場を踊りきったところで集合写真。汗だくで興奮冷めやらぬ一行。どんなクールな人でも笑顔になれちゃうよ!あー楽しかった。
徳島阿波おどり飛び入り参戦!街中が踊りまくるお盆の徳島にいってきた 目次とアクセスへ
更けゆく徳島阿波おどりの夜
昔からあるお祭りって、大きな時間の流れと人間の存在をかんじて毎度心ゆさぶられます。
大人も子供も不良も優等生も男も女も入り乱れて無条件で夢中になれる行事って、今わたしの暮らしている範囲だとなかなか無いので、うらやましくなります。
徳島の町に充満した、たくさんの人の徳島阿波おどりをだいじに思う気持ちが伝わってきて、とても熱かった。
お盆はどこも混んでるとか言って家でゴロゴロしてないで来てみてほんとうに、良かったなぁ。しみじみ。
阿波おどり
- 場所
- 徳島駅前など徳島市の街なか
- 日程
- 毎年8月12日から15日までの4日間
- TEL
- 088-621-5232(徳島市経済部観光課)
- URL
- http://www.city.tokushima.tokushima.jp/kankou/awaodori/(徳島市サイト)
アクセス情報やチケット、にわか連についての情報もこのページにあるよ。
以上!徳島が一年で最も輝きを放つ季節(←徳島っ子談)、本場の徳島阿波おどりレポートでした!
Advertising
コメント / Comment