
真夏のコンクリートジャングル東京を脱出して、青森県は奥入瀬渓流から十和田湖・下北半島を訪れました。この記事は、新幹線やレンタカー、お世話になったホテル・民宿などについてちょっとした思い出も交えて記録している青森旅行のまとめとなっています。 東北新幹線はやてには自由席が無い!青森ではフジテレビ系番組が見られない!(※一部例外)人気ナンバーワン青森土産はりんごがバウムクーヘンの中に隠されている!などの基本情報満載です。
夏の青森旅行まとめ。十和田湖レークビューホテルと薬研温泉民宿あすなろにいってきた 目次
- 夏の青森旅行記事一覧と全行程ルートマップ
- 十和田湖と薬研温泉で泊まったホテルと民宿
- 青森旅行の交通手段、新幹線とレンタカー
- おすすめ青森土産、かくれたりんご!
- 夏の青森旅行まとめの感想とスペシャルサンクス
1. 夏の青森旅行記事一覧と全行程ルートマップ
総括記事なので、一連の青森旅行をとおしての記事とルートをまとめてみました。でも今後、シリーズ別目次のような一覧ページをつくるかも。いろいろと試行錯誤してますが、温かく見守ってください。
夏の青森 (奥入瀬・十和田湖・下北半島) 旅行記事一覧
今シリーズの記事一覧です。自然が多めのラインナップ。
夏の青森旅行全行程ルートマップ
新幹線で八戸入りしたあとの全行程です。おもに東側をめぐっていることがよくわかりますね。この距離を3日で走破したK氏に感謝。ありがたやー。
2. 十和田湖と薬研温泉で泊まったホテルと民宿
今回はじゃらんでリーズナブルなホテルと民宿をさがしました。宿さがし時にK氏M氏と3人でゆるゆるスカイプしたのも良き思ひ出です。
十和田湖レークビューホテル -ちょっとレトロな湖畔のホテル
1日目に泊まった十和田湖畔にあるホテル。1泊2食付7980円のプランです。
青森旅行なのに秋田県に泊まったよ
青森旅行と称しつつ実はこの宿、秋田県にあります。自分で予約しておきながら当日気づきました。十和田湖は青森県と秋田県のちょうど境目にあって、このホテルはその県境・秋田側に位置しているのです。
これが、青森と秋田の県境でもある神田川。かかってる橋は両国橋といいます。なんか聞き覚えのある名前。ホテルの方もちょっと笑いながら案内してくださいました。
十和田湖レークビューホテルはこの秋田側の岸沿い、神田川のすぐ横に建っています。この写真を撮っている位置からすぐ左後ろのあたり。部屋の窓から下をのぞくと川が見えるくらいの距離です。
十和田湖はすぐそこ。爽やかロケーション
レークビューという名前どおり、ロビーやレストラン・客室の窓からすぐそこにある十和田湖を眺めることができる、とにかく非常に素敵なロケーションです。
住所的には秋田県ですが、十和田湖の中心観光拠点である休屋(やすみや) は充分徒歩おさんぽ圏内。十和田湖遊覧船乗り場や貸しボート屋さんなども湖沿いにゆっくり歩いて5分くらいで行けます。十和田湖湖水まつりの花火もホテルを出てすぐの湖畔で見ました。(花火と休屋さんぽについては別記事: 湖上の花火で爽やかに夏を満喫。十和田湖湖水まつりにいってきた に記録してます。)
エントランスは湖とは逆側に位置しますが、湖側にも出入り口があり、いつでも湖畔に出られるようになっています。
湖側に出ると、こんな感じ。ザ・湖畔。爽やかここに極まれり。十和田湖で水遊びもできちゃいます。
泊まった客室の窓から外を見たところ。青く見えるのが十和田湖です。下を覗くと神田川が流れてます。
十和田湖レークビューホテルのごはんとお風呂
夕食はきりたんぽ鍋と青森シャモロックというまさに県境っぽいメニュー。朝ごはんは和洋のブッフェ。ものすごく美味しい、というわけではないけど、値段を考えると充分かなという気がしました。
お風呂についてはなぜかあんまり記憶がありませんが、清潔感のある大浴場だった気がします。記憶がないということは、たぶん、可もなく不可もなかったのでしょう…。あいまい…。
外観はちょっぴりレトロ、ホテル名ロゴはミステリーサスペンス小説のタイトル風。駐車場側の屋根にはツバメの巣がたくさんあって、親鳥がひなに餌をあげてました。可愛かったー。写真はありません!ごめん!
内装はきれいでばっちりホテル然としてます。部屋数も多すぎず、ホテルという名称の割にはアットホームな空気もほんのり漂います。
スタッフの方も感じが良く、良いホテルでした。
十和田湖レークビューホテル
- 住所
- 〒018-5511 秋田県鹿角郡小坂町十和田湖字休平65-1
- TEL
- 0176-75-1500
- URL
- http://www.1500lake-view.jp/
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薬研温泉 民宿あすなろ -看板犬もいるアットホームな山奥の民宿
2日目に泊まったお宿。下北半島の山の中、恐山から北北西に少し行ったあたりの薬研温泉郷にあります。1泊2食付7500円のプラン。
完全に民宿です。だってのれんに「民 宿」って書いてあるもの。佇まいとかそういう問題じゃないのよ。
民宿あすなろの凶暴(ご主人談)で可愛い看板犬・ゴンちゃん
こちらは看板犬のゴンちゃん。アイヌ犬(北海道犬)だそうです。もっこもこです。
宿のご主人曰く、「いつもは凶暴なんだけどねぇ」とのことですが、わたしたちには着いたときも帰るときもなでさせてくれ、凶暴と言われる素顔はちっとも見られませんでした。猫かぶってたのかなゴンちゃん…。
民宿あすなろのごはん
こちらは夕食の一部。
山の中とはいえそこは下北半島、お刺身や“味噌貝焼き”をはじめ、ミドルサイズのカニがまるごと入ったお味噌汁など、魚介類が充実していて美味しかったです。朝ごはんは和食。食堂がまた民宿らしいアットホームな雰囲気で、ご主人の前職の話まで聞いたりしてだいぶリラックスできました。
フジテレビもBSも入らない民宿あすなろで、いかにしてなでしこジャパンのW杯初優勝をリアルタイムで見届けられたか
ところで、この 薬研温泉民宿あすなろ に宿泊した日の明け方は2011年FIFA女子ワールドカップの決勝戦でした。なでしこジャパンが大活躍したあの大会です!
実は学生時代からのフットサル仲間であるK氏・M氏・ホソミの3人。興味レベルは三者三様でしたが、未明の生中継を見ることに決定、早めの時間に就寝しました。
翌午前3時半、旅疲れも相まって眠いながらもむりやり起きてテレビをつけると、なーんと生中継しているはずのフジテレビが映らないという非常事態。そのとき、青森県、少なくとも薬研温泉郷周辺ではフジテレビ系が放映されていないということを初めて知ったのでした…。そして、民宿あすなろにはBSも入っていません。
ちーん。もうだめじゃ… orz
と、諦めかけたそのときそこにあったのは無料の無線LAN!そこで青森県外にいた友人にスカイプでテレビを映してもらい、その映像をiPhoneで見るというむりやりな策をとることができました。
3人で頭寄せ合ってiPhoneのちっちゃい画面で見たなでしこジャパンのW杯初優勝…! いろんな意味で感慨深いものがありました。
というわけで、民宿あすなろはフジテレビ写らないしBSも入ってないけど、でも無線LANはあります!無線LANばんざい。ハイテクばんざい。民宿あすなろさんありがとう。
優しいご主人たちやお風呂もほっこり良いお宿
もちろん無線LANのほかにも、良いところがたくさんあるアットホームなお宿です!
- 宿のひとがみんな優しい(特にドライヤーを2台同時に使ってブレーカー落とした際はとても優しく対応していただきました。その節は大変ご迷惑おかけしました…。)
- 渓流が近くにあって自然に囲まれてる
- 夜は外がダイアログ・イン・ザ・ダークばりに真っ暗なので晴れたらきっと星がきれい
- おばあちゃんちみたいなお風呂がさりげなく天然温泉
そんな天然温泉のお風呂は24時間入浴OKでした。温泉についてはこちらのブログに写真が。わたしは温泉に詳しくないのですが、ちょっと調べた感じだと、温泉好きな方々にもなかなか好評のお風呂みたいですね!
薬研温泉 民宿あすなろ
- 住所
- 〒039-4401 青森県むつ市大畑町薬研2-10
- TEL
- 0175-34-3951
- URL
- http://www5.plala.or.jp/yagen-asunaro/
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3. 青森旅行の交通手段、新幹線とレンタカー
さて、交通手段についても、備忘録を兼ねて少し記録しておきたいとおもいます。今回の旅行は、東京 – 八戸間は新幹線、青森県内の移動はレンタカーでした。
東北新幹線はやてのワナ
往復ともに、東北新幹線はやてに乗車しました。東京から八戸まで約3時間半。料金は、わたしが行った2011年7月は震災の影響で「東日本パス」なる切符が販売されていたため、片道1万円(途中乗り降り自由)ぽっきり。
ちなみにこの「東日本パス」は2011年7月18日まで利用可能とされていたので現在はおそらくありませんが、季節等によっては違った形でのお得な切符があったりなかったりするので気になる方はJRに要確認です。
ところで、東北新幹線はやてには新幹線初心者がひっかかりやすい罠があります!それは、自由席が無いこと。
どういうことかと言いますと、はやては指定席のみの運行のため、指定席が埋まってしまった場合は席がありません。皆無です。なのでその場合は立って乗ることになります。
さらに、立って乗車するには「立ち席」なる切符が必要です。つまり、はやてに乗る場合は基本的に 乗車券とは別の切符を手に入れなければならない のです。(詳しくは、JRの方などに聞いてくださいませ!)
東京発だし早めにホームに並んで自由席に座れば良いよねー、乗車券は買ってあるし余裕だねー!と、のんきに過ごしていたわたしは、出発する前日、つまり3連休前日に立ち席の存在を知り、結局大行列ができあがったみどりの窓口に並び、挙句に東京から八戸まで立って乗車するという苦行に挑む羽目に陥りました。
自由席が無い新幹線があるなんて知らなかったよ…!
新幹線初心者の方は要注意。新幹線ベテランの方は罠にかかりそうな初心者を見かけたらやさしく教えてあげてください。
青森県内の移動はレンタカーで
新幹線で八戸入りした後は、青森県内全行程レンタカーでした。
こちらが今回借りたレンタカー。後ろ姿で失礼(これしか写真がなかった)。ホンダのFitです。コンパクトカーを指定したらこれになりました。
線路を気にすることなく好きな場所に行けるというのは、見どころが広範囲にたくさん散在している青森県では向いてるのかな、とおもいます。
特に恐山や薬研温泉、大間など下北半島をぐるりと一周するには車が大変便利でした。湖・海沿いの道や山の中のオフロードなど、自然もたっぷり満喫できます。
と言いつつ、青森にはあの有名な五能線などがあり電車・列車の旅もとても魅力的。次回青森に行ったら、今度は電車にも乗ってみたいです。
JR駅レンタカー八戸営業所
今回利用したレンタカーのお店。
値段も高くなく、JR系列のため駅から激近で便利です。コンパクトカー約3日間のレンタルで19,660円(免責補償込)。ちなみに今回は東日本パスがあったので半額くらいで借りられました。
※東日本パスは2011年7月18日まで利用可能な切符でした。
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3. おすすめ青森土産、かくれたりんご!
青森といえば、りんご!というわけで、八戸駅の駅ビル “ユートリー” 内のおみやげ屋さんで「人気No.1!」のポップが掲げられていた、「かくれたりんご」を買いました。
バウムクーヘンの中に芯を抜いた煮りんご?がまるごと入っているという大胆なお菓子です。上の写真は、箱からだしてビニールをやぶいたものすごく中途半端な状態。こんな格好で失礼します。
この「かくれたりんご」がおせじ抜きで美味しかったのですよ!家に帰ってからも人を喜ばせる青森おそるべし…。
りんごが美味しいのは想像どおりなのですが、バウムクーヘンにも手を抜いていないのが感動的。しっとりしていてちゃんと美味しいバウムクーヘンです。しかもまるごとりんごをバウムクーヘンで包んでいるというけっこうな大きさなのに、ひとつ1050円という手頃感も素敵です。わたしが買ったのはバニラ味。ほかに紅茶・抹茶もあるみたい。
その大きさと形状ゆえに一人暮らしの人にあげたり職場で配るのにはちょっと不向きかもですが、おすすめのお土産です。
その他にも、海鮮せんべい、梅干し漬にんにく、りんごキャンディーなどを買いました。「かくれたりんご」ほど特筆事項はありませんが、どれもちゃんと美味しかったです。
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4. 夏の青森旅行まとめの感想とスペシャルサンクス
これで、夏の十和田湖・奥入瀬渓流・下北半島旅行記はおしまい。読んでくれたそこのあなた、ありがとうございました!
初めて訪れた青森県、湖や渓流や天然温泉や海。あまり人の手が入っていない自然をそのまま味わうことができてすごく楽しかったです。東京から3時間半、そこから十和田湖や奥入瀬や恐山に行くには車で1~4時間となるとなかなかハードルは低くないですが、だれにおすすめしても良いところだなーと心からおもいました。魚とかごはんも美味しいし。
弘前や青森市内、日本海側(不老ふ死温泉とか!)、あとは各地の美術館なども非常に気になるので、またぜったい行きます!待ってて青森。
そしてそして、前述しましたがずっと車運転してくれてたK氏、わたしの写真を撮ってくれたM氏、ありがとうございました! また一緒に旅する日を楽しみにしております:)
最後にお知らせ
青森旅行記はこれで終わりますが、これからもブログはつづきます!更新情報はRSSやTwitterでお知らせしていますので、興味があればぜひフォローしてください。
次回以降は三重県伊勢にてぷよぷよの伊勢うどんを食べたり伊勢神宮にいってきた話をはじめ、その他複数の旅行記録を並行して更新していく予定です!
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