
日本で唯一ジュゴンを飼育していることで有名な鳥羽水族館にいってきました!鳥羽水族館といえば、「太陽系最大級」と自ら豪語する巨大水族館です。レア度では群を抜くジュゴンをはじめ、とにかく種類豊富な魚類に、カピバラまでいるバラエティの豊かさ。しかしそれ以上に、人間と微笑み合うスナメリや自ら接客するペンギン営業部長など、どうぶつたちの愛想の良さに脱帽!たくさんの魚と海獣たちが、予想をはるかに超える人なつこさでもてなしてくれました。ただ単に飼育種類が多いだけではなかった!これが太陽系最大級クオリティ…!
スナメリと見つめ合いペンギンにもてなされる!「太陽系最大級」鳥羽水族館にいってきた 目次とアクセス
- 伊勢の注連縄をくぐると、そこは海のなかでした
- 惚れた!可愛すぎるスナメリちゃんと、食いしん坊!マイペースすぎるジュゴン
- 海獣たちと「ちゃいろいもの倶楽部」
- こいつらを忘れちゃいけない!鳥羽水族館の魚たち
- 太陽系最大級は接客もハイレベル。ペンギンアシカ営業部隊のサービス精神に感動する
- 廊下で昼寝するアザラシと鳥羽水族館の感想まとめ
じつはわたくし水族館というものがわりと好きで、旅先に水族館があれば魚類の顔や海獣たちのしぐさをニヤニヤ観察しにいくことが多いです。この伊勢旅行では、宿泊地の伊勢市駅から電車で20分という、うってつけの場所にあった鳥羽水族館に狙いを定めました。
伊勢市駅からJR参宮線に乗り、20分弱で最寄り駅の鳥羽駅に着きます。近鉄でも同様にいけるようですね。まあなんと便利。鳥羽駅からは徒歩約10分です。
1. 伊勢の注連縄をくぐると、そこは海のなかでした
というわけで、やってきました自称太陽系最大級の水族館、鳥羽水族館!!むかし『どうぶつ奇想天外!』よく見てたなぁ…。
鳥羽水族館は日本で唯一ジュゴンを飼育している水族館でもあるのですよねー。わくわく!
チケットにもジュゴンがいます。
伊勢らしく、入り口には注連縄(しめなわ)が。※伊勢には一年をとおして玄関に注連縄を飾る風習があるのです。
注連縄をくぐると、クジラの浮かぶ青い空間。
エントランスホールの大水槽でさっそく罠にかかる大人たちがたくさんいました。水族館の魔法はすでに始まっている…!わくわくわく!
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2. 惚れた!可愛すぎるスナメリちゃんと、食いしん坊!マイペースすぎるジュゴン
さて、エントランスでひととおりうっとりしたら、動物たちを見にゆきます。鳥羽水族館は、順路無しのスタイルなので、好きなところから見に行きますよー。
無邪気なスナメリに見つめられてニヤニヤする
まずはこの鳥羽水族館が面する伊勢湾にも生息している、スナメリ!イルカの仲間です。この子がもう、もーう!好奇心旺盛でさっそくのカメラ目線!その無邪気な瞳に、わたくしさっそく惚れました。
どうもわたしの持っているカメラ (デジタル一眼レフ) に興味がある様子で、水槽を回遊してはやたらと何度もわたしの目の前に来てくれました。こんな愛くるしい子が自分にばっかり近づいてきたらだれでも惚れるよー!カメラ持ってて良かった!
「なにそのくろいのー?おいしいのー?」
そして同行者N氏が交信中の我々を撮影してくれました。無邪気なスナメリに見つめられてニヤニヤするわたし。
スナメリちゃん、好きな動物ランキングトップ圏内に踊りでた!
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一心不乱にアマモを食べるジュゴンのセレナさん
つづいて、「人魚の海」コーナーへ。ふわふわ水槽を漂うジュゴンのセレナさんがいらっしゃいました。
非常にふくよかな人魚ですね!
鳥羽水族館は日本で唯一ジュゴンを飼育している水族館なので、このセレナさんがまさにここの目玉ということになります。
体長は2.5メートルくらいかな?セレナさん大きい。
見ていると、運良くエサの時間に。ふさふさとアマモ(海草)の生えた箱がゆっくりと降ろされました。
急に動きが俊敏になるセレナさん。
「ごはんっ」
「むしゃむしゃ」
先客の魚たちをおしのけてかかえこむようにアマモを召し上がるセレナさん。1日数十kg食べるらしい。アマモばっかり数十kg!セレナさんすごい。
「あっちのアマモもたべよーかなー」
「むしゃむしゃむしゃ」
セレナさんは一心不乱にアマモを食べ始め、こっちには見向きもしませんでした。好奇心旺盛なスナメリちゃんとは正反対の、非常にマイペースな方です。
そしてその様子を隣の水槽から見守るカメ吉(アオウミガメ)。噂によるとセレナさんととっても仲良しということだったのですが、この日は別の水槽にいました。
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3. 海獣たちと「ちゃいろいもの倶楽部」
冒頭から毛なしの哺乳類に大興奮していましたが、毛が生えている子たちも大好きです!
バイカルアザラシとラッコとイロワケイルカの親子
「極地の海」コーナーでは、バイカルアザラシが魚雷状になっていたり
ラッコが割れない何かをガラスに叩きつけて
頭を抱えていたり
「なんでわれんのじゃぁー」
イロワケイルカが親子競泳していたりしました。子供のころから配色は一緒。
ちゃいろいもの倶楽部
屋根のついたテラスにある「水の回廊」エリアには、茶色い子たちがごろごろしていました。
お昼寝中のビーバー一家。パパママの横でちびっこたちがすやすや。ラブリー!
と、このとき背後ではちょうどセイウチがお散歩中。かなりの至近距離でセイウチと対面できます。セイウチってとても温厚なのですね。
セイウチ、子供いすぎて前から見られなかった…。子供押しのけたかったけど我慢したよ。よく我慢したよわたし。
新参者・カピバラさん
展示エリアは違いますが、カピバラもいました。
カピバラって水族館で飼うものだったのか、とおもいつつ調べると、「カピバラ」という名称は「草原の主」という意味だそうな。なんでもアリだな鳥羽水族館! 鳥羽水族館は、2011年1月にカピバラの飼育を始めて飼育動物の種類が1000種類になったとか。これだけ多いと、飼育員さんは一体何人いるのでしょうね。
水族館で何を思う草原の主…。
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4. こいつらを忘れちゃいけない!鳥羽水族館の魚たち
もちろん、魚類もたくさんいます。魚類の顔ってほんとうに和む。
「いらっしゃい。イヒヒヒヒ」
サメの目は本能的にぞわりとくる怖さ。
この方はスナメリちゃんに倣ったようなサービス精神で口のなかを見せてくれました。魚類のくせにやるなおぬし。顔は、わたしとおなじくらいの大きさ。
空飛ぶすっぽん (大水槽の向こうから泳いできて空飛んでるみたいだった)。
大水槽でみんながスイスイ元気な姿を見せてサービスする中、陰でサボっているハリセンボンちゃん。
ひげおじさん。
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5. 太陽系最大級は接客もハイレベル。ペンギンアシカ営業部隊のサービス精神に感動する
ビーバーファミリーやセイウチが散歩していた『水の回廊』の一角には、ペンギンとアシカのプールもありました。
ペンギン営業部長の挨拶
スナメリに次いで愛想が良かったのがこれまた「水の回廊」にいたフンボルトペンギン。営業部長。
「あ、お客さん?」
「はいはい今行きますよ、っと」
「いらっしゃいませぇ〜」
ズーム無しでこのどアップ。
N氏が指を差し出しても動じない営業部長。このまま抱っこして連れ帰っても動じないのでは…!
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サビ残上等!アシカトリオのパフォーマンス
そしてフンボルトペンギンに劣らずサービス精神旺盛だったアシカトリオ。
円形の水槽の中をひたすらぐるぐると泳いでいるのですが、人が見てると急ブレーキかけて顔をだす!
ものすごいスピードで泳いでいるので一匹止まれないことも。
一連の流れを何度かやったあと、こんなパフォーマンスも。
近くに飼育員さんいないのにすごいなぁ。ショー以外でこんなサービス精神旺盛なアシカ初めて見た!時間外労働ありがとう。
「我こそは社畜なり」(どや)
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6. 廊下で昼寝するアザラシと鳥羽水族館の感想まとめ
さーてそろそろおいとましますか、というタイミングで見かけたこれ。
廊下になにか浮いている…。
「スピー」
ガラスに隔てられているとはいえ、すぐ脇をたくさんの人が通っていくなかでのんびり水中昼寝を楽しむ猛者でした。
鳥羽水族館の感想まとめ
鳥羽水族館、スナメリやアシカやペンギンたちの営業部長ぶりがテーマパークを思わせる愛想の良さでした。そばに飼育員さんがいなくても発揮されるあの人懐こさは、しっかり愛されながら飼育されてる証拠なのかしら。ほんとうに人に慣れていました。
かと思えば、ちょうマイペースなジュゴンやカピバラやオットセイもいて、どちらが好みでも楽しめるバラエティの豊かさ。もちろん魚類の展示も超充実。ここに載せきれなかった写真も大量にあります。「太陽系最大級」と豪語するだけのことはあるかもしれない。
子供ならずとも、海獣や魚ともっと戯れたくなる楽しい水族館でした。とくにスナメリちゃんとはまたぜひともニコニコし合いに行きたいです。
鳥羽水族館
- 住所
- 三重県鳥羽市鳥羽3-3-6
- TEL
- 0599-25-2555(代表)
- URL
- http://www.aquarium.co.jp/
鳥羽は伊勢からもすぐなので、伊勢神宮のついでにもぜひ!
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