大間でたべたマグロ丼(青森県大間町)

マグロで有名な本州最北端の町・大間へいってきたよ。大間のマグロはもちろん、巨大なウニまでのっかったマグロmix丼、さいこう!まぐろ漁師さん自ら店の外で無造作に焼いたカマをその場でいただくという贅沢体験も。先客のかもめたちに睨まれながら、美味しい旅となりました。どこでもドアを手に入れたらわたしはまずここで腹ごしらえをするよ…!くいしんぼうばんざい!!夏の2泊3日青森旅行3日目前半、青森旅行記その5です。

(前記事: 霊場恐山にて地獄をさんぽした青森旅行記その4はこちら

「大間のマグロ」を食す!本州最北端、漁師の町・大間にいってきた 目次とルート

  1. マグロと腕が生えている!大間の町と本州最北端のようす
  2. 柔らかく輝く赤身のマグロ丼と、マグロと大粒のウニが同居したMIX丼を食べました
  3. かもめもお待ちかね!1本2000万円のマグロを釣ったマグロ漁師によるカマ焼き

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2日目の宿、薬研温泉を出発し開発中のオフロードを通って仏ヶ浦に出、そこから海岸線沿いに本州最北端の町・大間へ!目指すは大間のマグロです!待ってろマグロー!

1. マグロと腕が生えている!大間の町と本州最北端のようす

大間の町に到着!
大間のまち
だいぶこぢんまりした海の町。車も人もあんまりいないよ!

航海と漁業の守り神・媽祖のお祭りに遭遇

町に入ってすぐお祭りに遭遇。道路で行列をしていて、車からあんまり近すぎたためこの写真しか撮れなかったのですが…。これ、中で竹馬でも履いてるのか、身長2メートルくらいあったように見えました。
大間でお祭りやってた。この衣装とお面、独特だね
日本にしては珍しい色合いの衣装とお面だなーと思ってあとで調べたら、中国・台湾由来のお祭りのようです。天妃祭り(てんぴまつり)といって、媽祖(まそ)という道教の女神さまを祀ったお祭りとのこと。媽祖は航海・漁業の守り神で、日本でも在来信仰と結びつきつつ信仰されているらしく、大間にも300年前から媽祖(天妃)を祀っている神社があるそうです。へぇー。大間も漁業の町だもんね。

本州最北端ポイント大間崎ではしゃぐ我々

大間の駐車場にて
さて、こちらが大間の町の駐車場。観光に来た人はだいたいここに停めている模様。観光バスも駐車していました。
この駐車場内にすでに魚介を売る店がちらほらあります。

駐車場を出て、まずは本州最北端の地へてくてく。
大間のアイヌ犬かな
大間、けっこう涼しいけど、狭い日陰に詰めてるのね。
赤いバンダナにすまし顔
赤いバンダナお似合いね。

大間崎
下北半島国定公園大間崎。の看板。いよいよ本州最北端。
最北端の碑より断然目立ってるのがこれ。
大間といえばこれ。
マグロと腕が生えてる…。
マグロと腕と記念写真
はい。はしゃいでます。
大間のマグロ像
貫禄のマグロ!大きいけど、実物もこれくらいあるとおもうと、マグロ漁師さん尊敬。

本州最北端の地
そしてこれが本州最北端の地の碑。
あの島の向こうに見えてるのが、北海道
海に目を向けると、灯台の向こうの方にうっすら北海道が見えます。

大間崎の磯はやどかりパラダイス

最北端の海岸に目をやると、
大間の磯
そこは磯でした。

大間: やどかりがほんとにたくさんいた
大間崎の階段を降りてちょっと磯あそび。やどかりがたくさんいた!探さなくてもいるのです。貝がそのへんでもぞもぞしてると思ったらぜんぶやどかりでした。

やどかりを捕まえようとして、間違えて石に張り付いてる貝をひっぱるM氏。
大間: 「やどかりかと思ったらくっついて離れない…」
「やどかりかと思ったらくっついて離れない…」

「大間のマグロ」を食す!本州最北端、漁師の町・大間にいってきた 目次へ

2. 柔らかく輝く赤身のマグロ丼と、マグロと大粒のウニが同居したMIX丼を食べました

あんまりたくさんいるのでやどかりてんこ盛りを作ろうと躍起になったのですが、1箇所に集めるそばからどんどん逃げていくため、諦めてマグロ丼を食べに行くことにしました。

大間は空が広い
大間: マグロ漁師の大漁旗
大漁旗が風になびくマグロの町!

大間: のちほど立ち寄る漁師さんのお店
お店はこちら、魚喰いの大間んぞくです。
大間のお店: このあと、このおじさまが登場
大間んぞく(おおまんぞく)の漁師さんが1本2020万円のマグロを釣ったときの写真。
マグロ漁師さんのやってるお店。店内には、大きなマグロを獲ったときの写真が並んで飾られてました。

選んだのはマグロとウニたっぷりミックス丼

大間なんだから、マグロ丼!に、するつもりでしたが急にウニも食べたくなり「ミックス丼(マグロ・ウニ)」(2500円) に浮気。
うにとマグロのミックス丼@大間んぞく(おおまんぞく)
うにとマグロのミックス丼@大間んぞく(おおまんぞく)
じゃーん。これが大間んぞくの「ミックス丼(マグロ・ウニ)」!味噌汁と小鉢2つと巨大なたくあんもついてきました。
うにとマグロのミックス丼@大間んぞく(おおまんぞく)
うまーーー。もともとマグロ・赤身大好きですが、いままで食べた中で一番美味しかったです。赤身もここまで美味しいものがあるんだー。ウニもマグロに劣らず、とても綺麗でつぶの大きなものがどっさりのっていて、こんなの東京ではなかなか食べられないだろうなーとおもいました。2500円という値段も最初は高い気がしましたが、このクオリティならアリです。

わざわざ本州最北端まで来てよかった…!

マグロ丼!
ちなみに、こちらがマグロ丼。これでもかというくらいにマグロがのっかって。じゅるり。あーまた食べたい。

「大間のマグロ」を食す!本州最北端、漁師の町・大間にいってきた 目次へ

3. かもめもお待ちかね!1本2000万円のマグロを釣ったマグロ漁師によるカマ焼き

お店の前でカマが無造作に焼かれている・・・!
存分にマグロ(とウニ)を楽しんで、会計後、お店の外に出ると、網の上に無造作に置かれたマグロのカマが。

さらに漁師さんがマグロの頭も運んできて網にドカンと置いて行きました。
カマとアタマ!!(どーんどーんどーん)
どどーんと、まとめて炭火焼き。じゅうじゅう。美味しそうな音とにほひ!

大間: かもめも行列
かもめも行列。「そわそわ」

わたしたちもそわそわ。

焼かれているカマを見つめていたら、なんと、漁師さんがカマをくださいました!そんなつもりで見てたんじゃないのですよ…ほんとだよ!!
マグロ漁師自ら焼く!
こちら、大間んぞくの漁師さん。マグロ漁師自らカマを焼くの図。M氏撮影、ナイスショット。じゅうじゅう。
マグロ漁師自ら取り分ける!(トングでてきとうに)
トングでてきとうにガシガシ削ってお皿にポイ!マグロ漁師自らカマを取り分けるの図。
大間んぞく: カマ
ちょっとレアでとても美味しかったです!そりゃそうだ!
食べてる間も漁師さんがカマを削って無造作にわたしのお皿に追加してくれるので、たらふく食べてしまいました。わんこカマ。なんという贅沢。ありがとうございました!

かま待ち先客
「あたし先待ってたんだけど」
あ、ごめんなさい。
大間んぞく: 待ってたかもめ
待ちわびていたかもめ氏にも、マグロ漁師自ら…
大間んぞく: 待ってたかもめ、カマもらえた
餌付け!
よかったねかもめ氏!

大間んぞく: 大半のかもめは屋根の上で待機
漁師さんがいつもカマ焼いているのを知っているのか、屋根の上でもかもめが待ってました。

魚喰いの大間んぞく

住所
青森県下北郡大間町大字大間字大間平17-377
TEL
0175-37-5633
URL
http://oomanzoku.web.fc2.com/

マグロもウニも本当に美味しかったー!今後どこでもドアを入手することがあったらまず大間に行ってマグロ食べることに決定しました。

下北半島の東端・尻屋崎にて放し飼いされてる馬たちとたわむれる青森旅行記その6につづく!

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